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頚部-舌症候群
特徴
後頭部や頚部に突然発症する、片側の鋭い、突き刺すような痛みです。頚部を突然回旋したときに生じ、同側の舌の異常感覚を伴います。
診断基準
A.以下のB-Dのうち少なくとも2項目を満たす
B.鋭い、突き刺すような片側の痛みが上位頚部または後頭部(あるいはその両方)に生じ、同側の舌の異常感覚または位置異常(あるいはその両方)を同時に伴う
C.頚部の突然回旋により誘発される
D.数秒ー数分持続する
E.ほかに最適なICHD-3の診断がない
(日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会 訳:国際頭痛分類 第3版)