眼科 脳神経外科
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脳疾患を知る

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中核症状ー見当識障害ー

「今自分がどこにいるのか」「今はいつなのか」を判断する能力を見当識と言います。見当識は記憶、注意、意識、視覚認知といった機能によって維持されています。つまり認知症に限らず、せん妄や覚醒不良などで見当識障害は目立ちます。見当識障害は大きく3つに分けられます。 1つは時間、1つは場所、1つは人の見当識です。時間の感覚を失う、場所が分からなくなる、人の認識を誤るなどが見当識障害です。認知症の種類によっても特徴があり、アルツハイマー型認知症の場合は、物忘れに続いて、見当識障害も起こしやすいです。また、レビー小体型認知症の場合は、物忘れよりも見当識障害が目立つことがあります。前頭側頭型認知症では、近時記憶への依存性が高い時間の見当識が最初に障害され、進行とともに場所の見当識が障害されます。