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概要
認知症というと高齢者の病気を想像しますが、若くして発症する認知症を若年性認知症と呼びます。定義では65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」と呼びます。
症状などは高齢者の認知症と大きく変わらないですが、現役世代で老化現象がない段階で発症するため周囲の困惑も大きく、症状が目立ちやすく、周囲の方が変化や進行を感じやすいという特徴があります。
また、基礎疾患の比率も異なり、アルツハイマー病の他に脳血管性認知症、前頭側頭型認知症、アルコール性認知症が多く、頭部外傷後遺症が原因となる場合もあります。
それぞれの認知症状の特徴は高齢者認知症と変わらないため気になる症状は以下を参考にして下さい。
https://kuwana-sc.com/brain/category/dementia/
脳血管性認知症 39.8% |
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アルツハイマー型認知症 25.7 % |
頭部外傷後遺症 7.7% |
前頭側頭型変性症 3.7% |
アルコール障害性認知症 3.5% |
レビー小体型認知症 3.0% |
その他 17.0% |