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脳疾患を知る

16-1
神経原線維変化型認知症

神経原線維変化型認知症とはSD-NFTとも呼ばれアルツハイマー型認知症と同様のneurofibrillary tangle (NFT)が海馬傍回、海馬(CA1>CA2)を含む海馬領域に多量に沈着する一方で老人斑はほとんど認めらない認知症です。神経原線維変化の構成タンパクは3リピートおよび4リピートです。アポリポタンパクE遺伝子においてε4アリルがアルツハイマー型認知症と比べ少ない一方でε2の頻度が高いとされます。

臨床症状)

発症年齢は80~90歳と後期高齢者に多いです。緩徐な記憶障害で発症し、他の認知機能や人格は保たれます。つまり言語理解や意思の疎通は保たれるため認知症と気づかれないケースも多いです。失語、失行、失認などの大脳巣症状は伴いません。MRIでは海馬領域の萎縮と側脳室下角の拡大を認め、その割に大脳皮質のびまん性萎縮は軽度です。嗜銀性顆粒性認知症も同じく高齢発症のタウパチーに分類されるが神経原線維変化型認知症と共通点が多いが、易怒性、行動異常などで鑑別可能です。また嗜銀性顆粒性認知症ではMRI上内側側頭葉萎縮が非対称であることや前方優位(神経原線維変化型認知症は後方優位)であることが鑑別点になります。治療はドネペジルなど症候改善薬を用いることが多いですが、時に不安、焦燥など喚起することがあり注意が必要です。

 

当院は静岡県伊豆半島に開院した脳神経外科専門医・眼科専門医・脳卒中専門医・頭痛専門医・認知症専門医が常勤しているクリニックとなります。一般的な眼科・脳神経外科・内科などの外来はもちろん、頭痛外来・もの忘れ外来などの専門外来も常時受け付けております。眼科は白内障や眼瞼下垂、硝子体の手術を行っております。脳神経外科で手術が必要な場合は昭和大学脳神経外科、順天堂大学脳神経外科、その他ご希望の病院と提携し紹介させて頂いております。駿東郡・清水町・三島市・沼津市・長泉町・伊豆の国市・函南町・裾野市・熱海市・伊東市・伊豆市・小山町の方々から遠方の方々まで、気になることがございましたらいつでもご相談下さい。